世界の自動車産業は、グローバルな統合・連携が進む21世紀に入って、いよいよ大きくその様相を変えています。
世界に散在する資源の最適な組み合わせを追求し、最適な市場に供給しなければ、競争力を維持することはできません。
GMは、創業以来100年の間、早くからグローバル戦略に取り組んできました。現在では世界各地域の資源が“One Company”として連携し、大きな成果を挙げています。
アジア・パシフィック地域は、そのグローバルネットワークが最もダイナミックに機能している地域のひとつといえます。
各国のお客様に最も感動していただけるクルマの開発・生産・販売に取り組んでいます。
ここでは、その一例をご紹介します。
上海GM全景

2005年アジア太平洋経済協力会議(APEC)
での韓国首脳と「ハイドロジェン3」
中国
現在、アジア・パシフィック地域内でもっとも躍進、成長を続けている国が中国です。
中国における事業を統括するGM( China) Investment Corp.を上海に置き、7つのジョイントベンチャー事業を展開。
シボレー、ビュイック、サーブ、キャデラック、オペルそして、五菱汽車ブランドのクルマを販売しています。
現在約20,000名の従業員を擁し、中国国内に4ヶ所の製造拠点のほか、エンジニアリング&デザインセンターとパワートレイン工場を置いています。
2009年の販売台数は180万台を超え、飛躍的な成長を遂げました。
今後も継続した中国経済の発展に伴い、生産、販売台数が増加することが見込まれ、更なる成長が期待されています。
韓国
2002年、GM大宇自動車技術が設立されました。 韓国内に5ヶ所の生産拠点とベトナムに1ヶ所の組立工場を持ち、また中国、タイ、インド、コロンビアそしてベネズエラのGMの組み立て拠点においてもGM大宇ブランドの製品が生産されています。 出資比率はGM:50.9%、スズキ:11.2%、Shanghai Automotive Industry Corp. Group(SAIC)9.9%、Korea Development Bank(KDB):28%となっています。 2009年の韓国内での販売台数は11万4千台超、ノックダウンと完成車を合わせた輸出台数の総計は142万台超、となりました。 2005年11月には、釜山で行われたアジア太平洋経済協力会議(APEC)において、多岐にわたる燃料電池プロジェクトを発表するとともに、GMの燃料電池自動車「ハイドロジェン3」の実証プロジェクトを立ち上げるなど、先進技術の分野においても重要な拠点となっています。
オーストラリア
1931年、ホールデンとGMオーストラリアの統合によりゼネラルモーターズ・ホールデンが誕生し、その後社名を「ホールデン」に変更し現在に至っています。
ホールデンは、1948年にオーストラリアにおいて純国産車を生産した初めての自動車会社であり、現在までの累積生産台数は、完成車は600万台、エンジンは400万台を越えています。
また、2009年の同国内での販売台数は、完成車11万9千台。
1996年以来、オーストラリア国内で14年間販売首位を守り続けている人気モデル「コモドア」を始めとしたホールデン製モデルに、GMヨーロッパそしてGMアジア・パシフィックからの輸入車を製品ラインアップに加え、オーストラリア国内の様々な需要に応えています。
生産拠点二ヶ所の他に、パーツセンター、プルーヴィンググラウンド、テクニカル・デザインセンター等の設備を持っています。
