GMの組織は、グローバルなマトリックス組織です。各地域や国でのビジネスを追求するタテ方向の組織(ユニット)に対し、製造、開発、マーケティング、人事、購買などの機能別組織(ファンクション)がヨコ方向に連携しています。
このマトリックス組織が、各地における最適な商品・サービスの追求と、グローバルGMとしての一体感とスケールメリットの追求の両面を、同時に可能にしているのです。
GMの最大の資産は、多様な人材です。ビジネスを展開している国や地域、そしてブランドが多様であるのと同様に、社員の多様な知識・経験や個性を尊重。
最大限の成果を演出しています。例えば“GoFast”ワークショップでは、ひとつの課題に対して関係者が分け隔てなく集まって、原因分析や解決法の討議を行い、ただちに実行します。
その際、GMのビジョンと価値観―誠実さとチームワーク、革新への挑戦に裏づけられた継続的改善―が、多様な社員の間を貫く共通のバックボーンとして機能しています。
こうした組織と価値観は、日本においてもきわめて有効に機能しています。
GMアジア・パシフィック・ジャパン(GMAPJ)と日本GM(GMJ)が、互いにシームレスに機能。
さまざまな国籍や文化を持った社員からなるアジア・パシフィック地域の各拠点や、グローバルGM本社、さらには各アライアンスパートナーとの連携のもと、共通の課題に対して柔軟かつスピーディーに対応しています。
そしてすべての企業活動の目的はただひとつ、“お客様の感動”です。
GMの人事制度
GMの人事制度の第一の特徴は、職務給による完全年俸制と実績主義です。
その前提となる職務等級は、全世界のどの組織においても共通のもの。
例えばGMJにおけるマネージャーは、世界中のどこのGMの組織に異動しても、やはり同じマネージャーなのです。
このため国際間異動はきわめてスムーズで、GMのグローバルカンパニーとしての一体化と、個々の社員のグローバルなキャリア形成を可能にしています。
第二の特徴は、独自の評価・育成制度です。これは、目標管理制度と人材育成をトータルパッケージとして捉えたもので、目標設定からキャリアプランに至るプロセス(図)を通じて社員一人ひとりの能力開発とキャリア形成をサポートします。
また、業績評価の実績はストレートに年俸に反映されています。
そして第三の特徴は、自己責任の原則に基づく独自のキャリア開発思想です。
自身のキャリア目標とそれに必要な教育ニーズなどは、常に上長と共有され、実現のためのサポートを受けることができます。
利用できる能力開発プログラムは、きわめて多彩。
また、目標とするポストに空きがあった場合には、社内公募制度(Internal Selection Process)を利用してチャレンジすることもできます。
GMは、社員の成長の機会を常に提供しています。
GMの研修制度
GMの研修制度は、グローバルな役割分担のもとに設計されています。 日本においては、英語を含む一般スキル研修と、日本の固有ニーズに応じた研修を担当。 いずれも自己責任原則に基づく自主参加の研修プログラムです。 さらにGMでは、独自のグローバル教育機関として“GM University”を設置。専属研究員が、最高水準の外部リソースをフルに活用し、マネジメント層の育成に取り組んでいます。 また同時に、専門スキル研修プログラムも開発されており、社員は最新のe-ラーニングを活用して、日本にいながら受講することができます。
