開発の本格化
1980年代に入り、GMは再び燃料電池自動車の研究・開発に取り組みます。その成果として、車載に適した、メタノールから水素を生成する改質器(リフォーマー)の開発に成功しました。 さらに、1990年にアメリカ・エネルギー省が燃料電池の開発プロジェクトを推進する公的予算を確保すると、GMは他社とも協力しながら燃料電池の研究・開発に取り組み、改質器によってメタノールから水素を取り出す方式の燃料電池システムの性能向上に注力しました。
1998年、GMは主に燃料電池開発を推進することを目的とした、現在の燃料電池事業本部(以下、FCA)を設立。
現在では、米国・ミシガン州、ニューヨーク州、カリフォルニア州、ドイツ・マインツカステル、及び東京にも研究開発拠点を置いています。
これらの施設では、燃料電池自動車の完成度を市販レベルにまで高めるための技術開発とともに、その運用に必要なインフラ整備や、改質に適した燃料等についても研究が行われています。
FCAは、GMの燃料電池自動車開発の中枢として、今日までに多数のプロトタイプ・カー開発に携わり、燃料電池の研究開発における先駆者的役割を果たしています。
そしてまた、スズキ株式会社との共同プロジェクトも推進しています。
