Press Release プレスリリース

2009.07.27

GM、経営委員会を組織 役員人事および退任を発表

デトロイト— 米ゼネラルモーターズ(以下GM)は23日、新生GMを率いる経営委員会を発足させた。これに伴い、役員の人事と退任も発表された。

■新経営委員会

7月10日、GMのフリッツ・ヘンダーソン社長兼CEOは、Automotive Strategy Board(自動車戦略委員会)とAutomotive Product Board(自動車製品委員会)を1つの経営委員会に統合し、規模も縮小することで迅速な意思決定を目指すと発表した。委員会はヘンダーソンが座長を務め、以下のメンバーにより構成される。

・Bob Lutz, vice chairman, marketing and communications;
・Tom Stephens, vice chairman, global product development;
・ Nick Reilly, executive vice president, GM International Operations;
・Ray Young, executive vice president, chief financial officer;
・Tim Lee, group vice president, global manufacturing and labor relations;
・John Smith, group vice president, corporate planning and alliances, and secretary of the executive committee;
・ Mark LaNeve, vice president, U.S. sales;
・Bob Socia, vice president, global purchasing and supply chain.


■上層部人事と退任

現在北米GMの製造担当副社長であるTim Lee(58歳)はグループの副社長となり、グローバルな製造や労使関係を担当することになる。現在の地位に就く前、Leeは欧州GMの製造担当副社長であった。また製造エンジニアリング統括部長や米国の工場長を務めたこともあり、いすゞでも役員に属していた。

グローバル製造・労使関係担当のグループ副社長Gary Cowger(62歳)は今年いっぱいで退任となる。退任まではヘンダーソンの要請により、GMが取得したデルファイの設備の統合や新規のバッテリー組立工場の立ち上げを指揮する。詳細については後日発表の予定。Cowgerはカンザス市の工場でインターンとして入社した後、米国、メキシコ、ヨーロッパなどでいくつもの製造現場で働き、また指導的役割を担った。アダム・オペルAGの取締役会長、メキシコGMの取締役社長なども務めている。現在の地位に就任する前は北米GMの社長であった。

現在、製品開発担当情報処理責任者のTerry Kline(47歳)は、情報システム・サービス担当副社長兼、最高情報責任者(CIO)となる。Klineは2001年にそれまで副社長兼CIOを務めていたNew Venture Gear社からGMに入社。GMアジア太平洋部門では情報システム・サービス分野におけるグローバル製品開発担当常務取締役やCIO代行を務めたこともある。

グループ副社長兼CIO Ralph Szygenda(60歳)は10月1日付で退任する。Szygendaは1996年にBell Atlantic社より副社長兼CIOとして迎えられた。Bell社では副社長兼CIOを務めていた。それ以前はTexas Instruments社で情報システム・サービス担当副社長やCIOなどの地位を担っていた。また、TI’s Enterprise Systems Business Unit社では副社長兼統括部長を務めた。

グループ副社長で北米GM社長のTroy Clarke(54歳)も10月1日付で退任する。Clarkeは1973年にポンティアック部門にインターンとして入社。GMではグループ副社長やアジア太平洋GM副社長、製造・労使関係担当グループ副社長、メキシコGM社長兼製造部長などを務めた。北米の事業はヘンダーソンが引き継ぐことになる。

中南米・アフリカ・中東GMグループ副社長のMaureen Kempston Darkes(60歳)は年内で退任する。Darkesは以前はGMカナダの社長兼統括部長であった。また米国およびカナダで法務や財務を担当し、GMカナダでは総合弁護士兼秘書や企業業務担当副社長を務めた。GMの中南米・アフリカ・中東地域の事業は上海のGM国際オペレーションに移る。

GM副社長兼GM大宇CEO Michael Grimaldi(57歳)は10月1日付で退任する。Grimaldiは、GMカナダの社長兼統括部長を務め、現地販売、サービス・部品、北米 VSSM、大型トラックを担当した。また財務や企画の分野でも経験がある。後任は国際オペレーションから後日発表される。


■販売・マーケティング人事

GMの販売・マーケティング部門については以下の人事が発表された。

以前から決定していた通り、マーク・ラネーブがヘンダーソン直属の米国販売担当副社長となった。

現在、販売・マーケティング・アフターサービス担当GME副社長のBrent Dewar(54歳)は、シボレーブランドの副社長となる。北米におけるシボレーブランドやグローバルレベルでのブランド調整を担う。

現在、北米ビュイックGMCルートの副社長であるSusan Docherty(46歳)はビュイックGMCブランドの統括部長に就任。

設計担当北米副社長のBryan Nesbitt(40歳)はキャデラックブランド統括部長に任命。

マーケティング戦略サポートグループ担当常務取締役のJay Spenchian(50歳)は留任。

Dewar、Docherty、Nesbitt、およびSpenchianは8月1日付でラッツ直属となる。

販売サポートグループ担当取締役Jim Bunnell(54歳)は販売活動統括部長に就任。

上級顧客担当販売部長Steve Hill(49歳)は小売販売サポート統括部長に就任。

シボレーブランド販売部長Kurt McNeil(45歳)は留任。

シボレーブランド担当北米GM副社長Ed Peper(47歳)はキャデラックブランドの販売部長に就任。

ビュイックGMC販売部長のBrian Sweeney(42歳)は留任。

Bunnell、Hill、McNeil、Peper、およびSweeneyは8月1日付でラネーブ直属となる。

グローバル販売・サービスおよびマーケティング担当GM副社長Jonathan Browning(50歳)は、10月1日付で退職し別の道を歩むこととなった。後任は置かず、部下は北米およびGMIOに吸収される。

ヘンダーソンは、「今回の人事で、新生GMの役員はほとんど出揃ったことになる。7月中には残る人事についても発表できる見込みである」と述べた。

さらにヘンダーソンは、「新たな責務を担う経営陣を祝福したいと思う。特に、Jonathan Browning、Troy Clarke、Gary Cowger、Michael Grimaldi、Maureen Kempston Darkes、およびRalph Szygendaには、GMが大変な時期にリーダーシップを発揮していただき、個人的に感謝している。彼らの長年の貢献により新生GMの土台が築かれることになった。これから人生の新たなページを開いていく彼らの成功を祈りたい」と述べた。


以上