Press Release プレスリリース

2009.08.03

GM Announces Leadership Appointments and Retirements

デトロイト— 米ゼネラルモーターズ(以下GM)は7月30日、最終決定した上級役員人事と退任を発表した。先日発表された人事と合わせ、GMのフリッツ・ヘンダーソン社長兼CEOが7月10日に宣言した簡素化した経営陣の体制が構築されることになる。
ヘンダーソンは、「新生GMの創造のために、経営陣を効率化し、豊かな国際経験と様々な視点を持つ人物を役員として配置するのが目的だった」と述べた。
さらに、ヘンダーソンは、「経営陣に新たに加わるのは、世界の各地域において自動車ビジネスのあらゆる分野で秀でた実績を残してきた人々だ。これほど経験豊かなチームは他に見当たらないだろう。優れた乗用車やトラックを製造・販売し世界中の顧客のニーズに答えるという新たな決意のもと、事業の中核を担うことになる」と語った。

グローバルエンジニアリングの先導役にMark Reussを起用
グローバル自動車エンジニアリング担当副社長には、最近まで豪ホールデンの代表取締役社長を務めていたMark Reussが就任する。Reussは、グローバルエンジニアリング担当グループ副社長Jim Queenとエンジニアリング担当北米GM副社長Ed Koernerの後任となる。QueenとKoernerは10月1日付での退任が決定。
Reuss(45歳)は1983年にGMの振動騒音研究所にインターンとして入社。その後は自動車開発の様々な部門を経験した。2001年に構造エンジニアリングおよびGMパフォーマンス・ディビジョン担当取締役に就任。2005年に北米自動車システム・構造担当取締役、2006年にグローバル統合および安全・バーチャル開発担当取締役を務めた後、2008年ホールデンに入社。Reussの自動車への情熱は長い間途切れることがなく、実績も残している。また有名なドイツのニュルブルクリンク サーキットから認定証を受けている。
Queen(60歳)は米海兵隊の飛行士として6年間過ごした後1977年にGMに入社し、自動車・パワートレインエンジニアリングの分野を担当。 2001年に北米GMのエンジニアリング担当副社長に就任し、2005年にグローバルエンジニアリングの責任者となった。双方の立場において、Queen はGMがグローバルな製品開発組織に生まれ変わるのに貢献した。
Koerner(59歳)は1969年に実験技術者としてオールズモビルに入社。オールズモビルやビュイック・ポンティアック・オールズモビル部門で様々なエンジニアリングの部署を経て、1987年にGMパワートレインにアシスタントチーフエンジニアとして入社。伝説のスモールブロックV8エンジンの開発を指揮するなど、シャシーやパワートレインの分野で経験を積んだ後、2002年にエンジン開発担当取締役に就任。2003年にはGMパワートレインのエンジニアリングオペレーション担当副社長に、2005年には北米GMのエンジニアリング担当副社長に就任。

追加役員人事

グローバル製造エンジニアリング担当副社長のMary Barra(47歳)は10月1日付でグローバル人事担当の副社長となる。Barraは1980年に、ポンティアックのインターンとしてGMでのキャリアをスタート。その後はエンジニアリング、製造、マネジメント、顧客対応などいくつもの職務を経て、デトロイトのハムトラミック組立工場の工場長を務めた。 2004年に自動車製造エンジニアリング担当取締役となり、2008年より現職。

グローバル人事担当副社長Katy Barclay(53歳)は10月1日付で退任となる。Barclayは1998年から現職で、Southland CompanyとAllen-Bradley Companyにも籍を置いている。それ以前は北米GMで人事管理の最高責任者を務めた。他にも、GM自動車販売・サービス・マーケティング部門の人事部長やGMに対する補償の責任者を務めている。

現在、欧州GM製造担当副社長のEric Stevens(53歳)は、Barraの後任としてグローバル製造エンジニアリング担当副社長となる。Stevensは1978年にGMのカナダ本部に入社後、材料・品質管理、製造などの部署を経て成長を続けてきた。1993年にオペル・アイゼナハの社長を務めた後、1997年に製造スリム化担当取締役となり、世界の5つの地域でGM工場の設立・稼動を指揮した。また、優秀な工場として選定されたこともあるオシャワ組立工場で工場長を務めた。

現在、パワートレイン製造担当副社長のJohn Buttermore(58歳)は、GM国際オペレーションの製造担当副社長に就任する。Buttermoreは米海軍を退役後1978年にGMに入社。製造エンジニアリングや工場管理などを経て、1996年に米国エンジン工場の製造部長に就任。さらに2000年に自動車組立工場の製造部長、2002年には北米労使関係担当副社長となった。その後2006年にグローバル・パワートレイン製造担当副社長に就任。

オンスターのエンジニアリングシステム・オペレーション担当取締役のWalt Dorfstatter(49歳)は、オンスターの本部長となる。Dorfstatterは1996年にGMに入社し、オンスターで様々なポストを経験している。2005年より現職。

1995年よりオンスターの社長を務めていたChet Huber(55歳)は10月1日付で退任することが決定した。Huberは1972年にGMのエレクトロ・モーティブ(機関車)部門にインターン・エンジニアとして入社。エレクトロ・モーティブではエンジニアリング、経営、マーケティングなどの部署でアフターサービス部長や、部品・サービスや販売・マーケティング・製品サポートの最高責任者を務めた。1994年には、国防総合大学校の軍事産業大学の初の産業研究員となった。GMのオンスター部門は発足以来、自動車の安全やセキュリティ、情報サービス分野で業界を率いる存在となっている。

現在グローバルプログラムを統括している副社長のJon Lauckner(51歳)は、グローバル製品企画担当の副社長となる。Laucknerは1979年にビュイック部門に入社。エンジニアリング、製品ラインナップ管理、マーケティング、企画などを担当し、GMド・ブラジルで輸出オペレーション・貿易開発の責任者や企画部長も務めた。2000年に欧州GM においてコンパクトカー、アストラとザフィーラ担当の自動車ラインナップ責任者を務めた後、2004年には中型車イプシロン担当のグローバルラインナップ責任者となり、ドイツのリュッセルスハイムを中心に活動。現職のグローバルプログラム担当副社長は2005年より担当。

Laucknerの後任としてグローバルプログラム担当副社長となるのは、グローバル自動車チーフエンジニアのTerry Woychowski(53歳)。WoychowskiのGMでのキャリアは29年以上に及ぶ。1997年以降、GMの優良大型ピックアップやSUVの開発にチーフエンジニアとして関与し、各地域のチーフエンジニアの統括役も務めている。

グローバル自動車システム・統合担当副社長Denny Mooney(53歳)は10月1日付で退任。Mooneyは1978年大学院生のインターンとしてオールズモビル部門に入社後、エンジニアリングやビジネスマネジメント分野を担当。2001年、北米エンジニアリングの自動車性能担当取締役、2003年に同自動車統合担当取締役となる。2003年にホールデンの会長兼最高責任者に任命され、2007年より現職。

大型トラックラインナップ担当北米副社長Gary White(58歳)は、11月1日で退任となる。Whiteはオハイオ州ローズタウンでGMのキャリアをスタートさせ、ビュイックやビュイック・オールズモビル・キャデラック部門、キャデラック高級車部門でエンジニアリングやマネジメントを担当。1995年、中型車ラインナップの責任者となりシボレー・インパラを成功に導いた。1999年には大型トラック担当のラインナップ責任者となり、現行の優良トラックの開発を指揮した。

ヘンダーソンは、「7月中に発表した人事と合わせ、本日発表分で新生GM経営陣が出揃った。新たなポストを担うMary Barra、John Buttermore、Walt Dorfstatter、Jon Lauckner、Mark Reuss、Eric Stevens、Terry Woychowskiに祝福を、そしてGMに多大な貢献をしたKaty Barclay、Chet Huber、Ed Koerner、Denny Mooney、Jim Queen、Gary Whiteに個人的に感謝の意を表したい」と語った。


以上