2009.09.07
GM、8月の販売台数は合計246,479台 販売総数および小売販売台数は2009年初来最高
• コアブランドである「シボレー」、「GMC」、「ビュイック」および「キャデラック」にリードされ、小売販売台数合計は前月比で21%増
• 「シボレー」は、米で最も人気の車「カマロ」および「コバルト」、「アベオ」、新型「エクイノックス」にリードされ、ブランド全体の販売台数が前月比35%増
• 新型「シボレー・エクイノックス」の販売台数は前年同期比189%アップ
• 政府の車両買い換え奨励金制度(Cash for Clunkers)の影響で、燃費の良いGMの新車両を求める客足が伸びた。「シボレー・アベオ」の販売台数は前年同期比159%増、クロスオーバー「エクイノックス」および「HHR」はそれぞれ189%増および26%増、「コバルト」は14%増。ミッドサイズピックアップ「GMCキャニオン」および「シボレー・コロラド」は合わせて18%増
• 在庫車両数は過去最低の約379,000台
• カリフォルニアの販売各店の声に応え、eBayプログラムを9月末まで延長
デトロイト―米ゼネラルモーターズは8月も販売の勢いを増し、米国内の販売店では246,479台を売り上げた。販売台数合計および小売販売台数については、2009年初来、GMにとっての最高レベルを記録した。2009年8月の販売総数を前年同期と比較すると20%の減少であるが、この背景には、2008年8月の販売実績が非常に良好であったことや、今年はフリート販売が減っていることが挙げられる。小売販売台数は17%の減少、フリート販売は29%減少した。しかし、7月と比べると8月の販売総数は伸びており、57,000台以上の増加、あるいは30%の増加である。連邦政府が実施した車両買い替え奨励金制度「Cash for Clunkers」の大きな成功が、今回の販売増進に貢献している。GMは販売店の在庫状況が厳しくなったため、生産を増加させる計画を発表している。
北米販売担当マーク・ラネーブ副社長は、「政府の車両買い替え奨励金制度『Cash for Clunkers』はもちろん大成功に終わったが、我々の勢いは、『シボレー・マリブ』や『エクイノックス』や『カマロ』などの乗用車およびクロスオーバーの新モデルを強い足がかりとして、今後も持続する。『ビュイック・ラクロス』、『キャデラックSRX』そして『GMCテレーン』も、今新たに米国市場に投入される。我々はこのプログラムが経済にとってのカンフル剤になったと信じており、また当社の4つの中心ブランドである『シボレー』、『GMC』、『ビュイック』および『キャデラック』は、新製品も開発され、現在の市場回復の機運を利用すべく良い位置に立っている確信している。過去5ヶ月間を見ると、当社の新車両の貢献によって、当社には20%前後の安定したシェアがもたらされている」と語った。
2008年8月は、販促キャンペーン「Employee Discount for Everyone」(※従業員の紹介で従業員割引が受けられる)の影響で売上が伸び、月次販売台数では昨年最高を記録したが、これと比較すると、GMの今年8月の販売総数は62,338台少なく、20%減少している。小売販売台数は187,410台で、17%減。フリート販売は59,069台で、29%減となった。GMの乗用車の販売総数は118,744台で、昨年同期比5%減。トラックは127,735台で31%減となった。
GMのコアブランドの8月の小売実績を先月と比較した場合の主なハイライトは次のとおり。
• コアブランド(「シボレー」「ビュイック」「GMC」「キャデラック」)の小売販売台数は21%増加し、販売数の合計は29%増加した。
• 「シボレー」の小売販売台数は28%増加。乗用車の小売販売台数は、「アベオ」、「コバルト」、「インパラ」、「マリブ」および「カマロ」が貢献し53%増加した。「アベオ」の月次販売台数は過去最高を記録した。トラックの販売台数は、「シルバラード」、「コロラド」、「HHR」、新型「エクイノックス」および「トラバース」が販売を伸ばし、全体で13%の増加となった。
• 「GMC」の小売販売台数は3%増加。ミッドサイズピックアップ「キャニオン」の販売合計は51%増加。ピックアップクロスオーバー「シエラ」および「アカディア」の小売販売台数も先月より増加した。
■カリフォルニアでGM/eBayプログラムを延長
ラネーブ副社長は「我々は西部(基本的にアメリカの西3分の1の地域)における販売実績に喜んでいる。『シボレー』、『GMC』および『ビュイック』に牽引されて先月比41%以上の増加となった。我々はカリフォルニアのeBayプログラムで多くの広告を打ったが、お客様もそれに応えてくれているようだ。このプログラムの開始から3週間で、実に4000人近いお客様がカリフォルニアにある当社の販売店との間で新車の価格交渉をした」と述べた。
また、「カリフォルニアの我々の販売店はeBayプログラムを支援しており、これまで(9月1日現在)に100万超のアクセスと140万件以上の検索が確認されたことから、各販売店では、このeBayプログラムによって『シボレー』、『ビュイック』、『GMC』および『ポンティアック』製品に対する顧客の認知度および検討度が格段に向上したと感じている。そこで我々はこのeBayプログラムを今月(9月)末まで延長することにした。このカリフォルニアでのプログラムが終了したら、その結果を見て、当プログラムを今年後半に全米展開するかどうかを決定するつもりだ」と話した。
GMが8月に販売したハイブリッド車は1,708台。2009年初来、GMが販売したハイブリッド車は11,544台となる。
GMのコアブランド以外のブランドの販売実績はばらつきがあり、主に政府の車両買い替え奨励金制度の影響を受けている。7月と比べると、「ポンティアック」が36%増、「サターン」が42%増だったのに対し、「ハマー」は3%減、「サーブ」は16%減となった。
GMの在庫車両数は前年同期よりも減り、50万台ラインを大きく下回る過去最低レベルを維持している。8月末時点の在庫車両数は379,000台であった。これは前年同期比では357,000台(49%)少なく、7月比では約19%少ない。8月末時点の在庫車両数は、乗用車が約150,000台、トラック(クロスオーバーを含む)が約229,000台となっている。
■GM保証付き中古車販売
「GM保証付き中古車両」、「サターン保証付き中古車両」、「キャデラック保証付き中古車両」、「サーブ保証付き中古車両」そして「ハマー保証付き中古車両」の販売台数合計は先月よりも若干多い30,084台となった。
「GM保証付き中古車両」の8月の販売台数は26,321台で、先月よりも若干増加したが、前年同期比では25%減となっている。「サターン保証付き中古車両」は13%減の875台。「キャデラック保証付き中古車両」は43%減の2,285台、「サーブ保証付き中古車両」は45%減の432台、「ハマー保証付き中古車両」は32%減の171台であった。
ラネーブ副社長は、「我々とGM保証付き中古車販売店の今後の見通しは楽観的で、いくつかの市場では良い結果が出ている。車両買い換え奨励金制度は当社の中古車販売店に直接的な利益はもたらさなかったが、消費者の信頼感を回復させ、客足が増している。当社の保証付き中古車販売店は引き続き、業界最大の品揃えと、最長12ヶ月/12,000マイル(先に到達した方を適用)の車両全体保証および10万マイル/5年(先に到達した方を適用)限定パワートレイン保証をお客様に提供すべく業務に励んでいる」と述べた。
GMノースアメリカが2009年8月の生産台数を発表。
2009年第3四半期の生産台数予想は依然として535,000台。
2009年第4四半期の生産台数の初期予想は今年最高レベルの655,000台と予想。
8月、GMノースアメリカは196,000台(乗用車78,000台、トラック118,000台)を生産した。これは同じく同地域で341,000台(乗用車158,000台、トラック183,000台)を生産した2008年8月よりも43%(または145,000台)少ない。(総生産量のうち、合弁会社による生産台数は、2009年8月が15,000台、2008年8月期が18,000台。)
また北米地域の2009年第4四半期生産台数の初期予想は655,000台(乗用車262,000台、トラック393,000台)であり、これは前年同期よりも約20%少ない。GMノースアメリカの2008年第4四半期の生産台数は815,000台(乗用車365,000台、トラック450,000台)であった。とは言え、2009年第4四半期の予想生産台数は、2009年第3四半期よりも20%以上高く、今年に入ってから3四半期連続での増加となる予想。
以上