2009.11.05
GM取締役会がオペルを引き続き保有することを決定
・ ニューGMがオペルの再編を支援する
・ 投資家提案で示された投資額よりも低い額でGMが再編計画
・ 再編に関する利害関係者との話し合いを本格的にスタート
デトロイト ― GM取締役会は、ここ2~3ヶ月間の事業環境の改善およびGMのグローバル戦略におけるオペル/ヴォクスホールの重要性を考慮し、オペルを引き続き保有することを決定し、ヨーロッパにおけるGM事業の本格的再編に乗り出す。
GMの社長兼CEOフリッツ・ヘンダーソンは、「GMはまもなくドイツおよびその他の政府に再編計画を提示するが、彼らが好意的に検討してくれることを願っている。この問題は複雑で期間も長引いたため、関係者全員が神経のすり減る思いをしてきたことを我々は理解している。しかし、当初から、我々のゴールは、当社の顧客、従業員、仕入先、販売店のための最善の長期的ソリューションを確保するということであったし、今日の決定はそれを反映したものである。この決定は、オペル/ヴォクスホールの長期的な将来を確保するための、最も安定した、最もコストのかからないアプローチであると言える」と述べている。
GMの計画では、再編に必要な費用の合計を、概算で30億ユーロとしている。これは、投資勧誘活動の中で提示されたどの額をも大きく下回る。GMは全てのヨーロッパの労働組合と協力して、オペルの再編にとって有意義な計画を立てていく。オペルは当初の再建計画での予想を上回る業績を維持し続けており、当面の流動性は安定してはいるが、時間の猶予は無い。
フリッツ・ヘンダーソンは、「ヨーロッパにおける事業環境は厳しくはあるが改善している。同時に、GMの財政の健全性と安定性はこの2、3ヶ月間で大幅に改善されていることから、我々は、オペル事業の再編がうまくいくという確信に至った。この厳しい経済状況の中を切り抜けていくにあたり、ドイツ政府およびEU諸国政府には、熱心に取り組んでいただいたことに感謝申し上げたい。また、マグナの皆様およびそのロシアのパートナーの皆様にも、公正な合意に達するべくご尽力いただいたことに感謝の意を表したい」と話した。
フリッツ・ヘンダーソンはまた、既に重要な事業となっているロシアでのGM事業を足がかりとして、GAZとの直接取引を再開し、GAZの事業の近代化に貢献するとともに、互いに魅力となるような、ロシアの自動車市場の共同開発に貢献していくことも望んでいる。オペル再編に関する今後のステップに関する詳細は、計画・開発書として提示される予定。
以上