2010.01.13
アート&サイエンス: キャデラック プレミア 2011年型 CTS-V クーペ
• V シリーズのパフォーマンスを兼ね備えた新型 CTS クーペのデザイン
• 556馬力 (415 kW) 6.2L V-8 スーパーチャージド エンジン
• 6速マニュアルトランスミッションまたはパドルシフトコントロールつき6速オートマチックトランスミッションを装備
• マグネティック・ライド・コントロールと Brembo ブレーキを装備
• 新たにサフラン色のインテリアトリム アクセントカラーも用意
• 初夏に発売
デトロイト – キャデラックは、デトロイトでの2010年北米国際オートショーでデビューする、2011年型 CTS-V クーペを発表した。この新モデルは、CTS クーペのデザイン性の高さに、CTS-V セダンの556馬力 (415 kW) スーパーチャージド V-8 エンジンを兼ね備えてる。これにより、ドライビングを愛するユーザーを対象としたラグジュアリースポーツクーペが誕生した。
「CTS-V クーペは、当社の最も優れた洗練された技術と、卓越したデザイン性の高さを融合して生まれました。」と、キャデラックのゼネラルマネージャ、ブライアン・ネズビットは語った。「ルックスと技術とを1つにまとめることで、ラグジュアリースポーツカーを購入される方々の心をつかむことを目指しています。」
CTS-V クーペの生産は今年夏に開始される。CTS-V クーペには、マグネティック・ライド・コントロールやレース生まれの Brembo ブレーキ、パドルシフトコントロールつきオートマチックトランスミッション (オプション) など、技術やパフォーマンスの要素が搭載される。
V シリーズクーペは、ハイパフォーマンスを支える重要な要素である、空気取り入れ量が2倍となる独特なグリルを装備している。また、スーパーチャージャーを収納するためフードの中央部分が高くなっていることや、特有のフロントおよびリアフェイシアも、一目で分かる特徴である。CTS クーペ同様、排気管はリアフェイシアの中央に配置されており、独特のツイン排気口を備えている。19インチ鍛造アルミホイールを装着しており、アルミホイールは塗装またはポリッシュ仕上げのいずれかをお選びいただけ、ミシュラン Pilot Sport 2 パフォーマンス・タイヤを装備している。
CTS-V クーペのリアトラックは、CTS-V スポーツセダンより2.5 cm 近く広く、スタンスはより刺激的なものとなり、ハンドリング性能はさらに向上している。現在の CTS-V スポーツセダンは世界最高水準のパフォーマンスラグジュアリーセダンとしての高い評価をただちに確立し、有名なドイツのニュルブルクリングで伝説の8分の壁を最初に破った、ストリートタイヤを装着した初の量産4ドアとなった。よりスムーズで車重を若干軽減した新型 V シリーズクーペも、同様の高いパフォーマンスを実現する。
2+2キャビンはパフォーマンスと高級感を兼ね備えており、新たに、サフラン色のインテリアトリムカラーもお選びいただけ、コントラストの強いマイクロファイバーシートインサート、ドアトリムインサートを備え、アッパートリム部分には刺繍が施されている。
CTS-V クーペのデザインは、技術の正確さと自動車のパフォーマンスの意図とを視覚的に遺憾なく体現したものとなっている。
クーペのホイールベースは CTS-V スポーツセダンと同じですが、車高は 51 mm 低くなっており、全長も 51 mm 短いものとなっている。
主要なデザイン機能は次の通り。
• 従来の B ピラーなしのクラシックハードトップスタイル
• ドアのタッチパッド操作により、従来のドアハンドルが不要に
• より傾きのきついフロントガラス (62.3 度) とほぼ垂直なリアウィンドウにより、エアロダイナミック特性を改善
• LED 光パイプを備えた、シグネチャーともなっている縦向きに配置されたヘッドランプ
• リアスポイラーとして機能する、シグネチャーともなっている中央上部に取り付けられたブレーキランプ
• OnStar および XM Satellite Radio 用の、ルーフに取り付けられたエアロダイナミック性能に優れたアンテナ
スーパーチャージャーを備えたパワートレイン
CTS-V クーペには、CTS-V スポーツセダンと同じ LSA 6.2L スーパーチャージド V-8 エンジンが搭載されている。556馬力 (415 kW)、747 Nm (551 lb.-ft) のトルクを誇るエンジンは、キャデラックの歴史で最もパワフルなエンジンで、0-60マイル加速タイムは3.9秒を誇る。
LSA エンジンは、インタークーラー付きイートン スーパーチャージャーシステムやプレミアムアルミ合金シリンダーヘッド、パワーを可能な限り静粛かつスムーズに引き出すためのさまざまな詳細を装備している。スーパーチャージャーは、エンジンのパフォーマンスパラメータを最適化しつつ高い静粛性を実現する独特の4ローブローターデザインとなってる。
デュアルディスククラッチ付き Tremec TR6060 6速マニュアルトランスミッションと、パドルシフトコントロール付き Hydra-Matic 6L90 6速オートマチックトランスミッションという、2 つの6速トランスミッションを CTS-V クーペではお選びいただける。パフォーマンスアルゴリズムシフトは6L90のプログラミングの一部で、ハイパフォーマンス運転をしているとき、パフォーマンス指向シフトパターンができる。多くのキャデラックのモデル同様、ドライバーはシフターをマニュアル「ゲート」にスライドするだけで、トランスミッションをよりアグレッシブなモードに移行できる。
ステアリングホイール シフトコントロールでは、シフトレバーを動かす必要はなく、ギアをただちに素早くタップアップ/タップダウンが可能となっている。
マグネティック・ライド・コントロール
V シリーズでは卓越した路面保持性能を実現してるが、「通常の」ドライビング条件での落ち着いた高級車の乗り心地も保っている。このデュアルモードのドライビング特性を実現した技術が、キャデラックを代表するマグネティック・ライド・コントロールである。マグネティック・ライド・コントロールは、CTS-V クーペには標準装備されており、世界で最も反応時間の短いサスペンション技術となっている。このシステムは、ショックを吸収するために、メカニカル式バルブではなく先進の磁気流動学技術を使用し、反応時間と精度を大幅に改善している。
4輪すべてに取り付けたセンサーは、文字通りミリ秒単位で「道を読み」、実質的に瞬間的で極めて正確な調整をし、車体を正しく制御。コーナリング、加速、ブレーキまたはその他のダイナミックな操作間における車に対するショックを緩和するため、この機能は特に高性能車と高い親和性を持っている。
マグネティック・ライド・コントロールは、どんな運転条件でも乗り心地とハンドリングを最適にするように、広い範囲でダンピング調整する。CTS-V クーペでは、運転者がサスペンションを平坦な道路走行とエキサイティングな運転のどちらかを選べるように、マグネティック・ライド・コントロールに2つモード(ツアーおよびスポーツ)を用意している。
ブレーキおよびタイヤシステム
CTS-Vは、高性能テクノロジーで有名なBremboおよびミシュランの2社と協力して、高度なブレーキおよびタイヤシステムを利用しており、Bremboブレーキは、すべての四隅およびフロントに6ピストンキャリパー、およびリアに4ピストンキャリパーを備えている。
大型のベント形ロータは耐熱性を最適にし、弱まることなく強力な初期制動力を発揮する。Brembo のブレーキローターには、鋳鉄とアルミニウムを組み合わせた「デュアルキャスト」技術が採用されており、卓越したパフォーマンスと重量軽減を実現。CTS-Vは電気式パーキングブレーキを採用し、運転者に快適な運転のキーとなる広いレッグルームを提供している。
ミシュランは、キャデラックエンジニアと共同でCTS-Vおよびその19インチ車輪用に称賛されたパイロットスポーツPS2夏用タイヤを開発した。このタイヤは、トラック条件での高度なグリップをサポートする一方で、通常の道路でも高性能となっている。
インテリアアメニティ
CTS-V クーペでは、エキサイティングな運転を可能にする Recaro パフォーマンスドライビングシートがオプションとなっている。この14ウェイアジャスタブルシートは、シートクッションと背もたれを制御するボルスターコントロールを備える。
CTS-V クーペではまた、シートインサートやドアトリムに連なるコントラストの強いカラーアクセントや、インパネやセンターコンソール、ドアトリム、シートのクラフトマンシップを象徴する刺繍のある、独特のサフラン色のインテリアもオプションとなっている。
ステアリングホイールとシートインサート、シフターには、手入れが難しく湿気の影響を受けやすいというスエードの欠点を克服しスエードの豪華な特徴を備えたマイクロファイバーのカバーがついており、これらのアクセントは豪華さに花を添え、ハイパフォーマンスなドライビングを支援する。
CTS-V クーペの統合センタースタックは、センターコンソールとトリムドアにも使用されている、黒曜石の材料で装飾されている。すべてのCTSのように、Vシリーズのインストルメントパネル、ドアトリムおよびセンターコンソールは手縫いとなっている。最新のインフォテイメント機能は V シリーズにも搭載されており、40ギガバイトのハードドライブや、収納式画面を備えた高度なナビゲーションシステム、Bose デジタルサラウンドオーディオ、工場出荷時に装着された Bluetooth 電話統合システムなどは、V シリーズではすべて標準装備となる。
以上