Press Release プレスリリース

2012.01.10

輝くデザインと情熱的なアメリカン・ラグジュアリーの新型「キャデラックATS」を発表

キャデラックATS輝くデザインと情熱的なアメリカン・ラグジュアリーの新型「キャデラックATS」を発表
~ セグメント最軽量の後輪駆動アーキテクチャーを採用 ~
~ 米国では性能と効率を重視した軽量構造の2種類の4気筒エンジンと
V6を含む幅広いエンジン・ラインナップ ~
~ キャデラックCUE - 業界初の分かりやすい操作系を融合させた
機能的で斬新なインストルメント ~

<2012年1月8日、米国デトロイト発>
キャデラックは、本日、輝くデザインと情熱的なアメリカン・ラグジュアリーをブランドコンセプトとした新型モデル「キャデラックATS」を発表しました。新型軽量アーキテクチャーを採用したキャデラックATSは、世界の名立たる競合車のプレミアム・モデルに挑むまったく新しいコンパクト・ラグジュアリー・スポーツセダンです。世界で最も重要なラグジュアリーカー・セグメントへ参入するキャデラックの新型モデルは、今夏に北米で発売される予定です。

後輪駆動方式を採用したキャデラックATSは、先進技術によるパフォーマンスとエレガンスおよびデザインの融合というキャデラック・ブランドの美しさを、新しいスポーティーな顧客層へ訴求します。この新型モデルは、洗練された走行性能に加え、業界初の斬新で機能的なコントロール・ロジックを採用しています。

キャデラックのマーケティング担当副社長であるドン・バトラーは、「俊敏で軽快で、運転する楽しさを念頭に開発されたキャデラックATSの登場により、キャデラックは、極めて重要なセグメントへ参入することになります。キャデラックATSは、ラグジュアリー・スポーツセダンの新世代のカスタマーのライフスタイルに相応しいものであり、同時に、既存のライバル車へ挑むモデルとなります」と述べています。

キャデラックATSは、キャデラックのコンセプトである「アート&サイエンス」の新しい表現であり、また、適切なサイズとドライビング・ダイナミクスを基本テーマに開発されました。キャデラックATSは、最も機敏で軽量なキャデラックであり、車両重量はセグメントの中で最軽量レベルの3,400ポンド(1,542kg)に抑えられています。

ドイツの著名なサーキットであるニュルブルクリンクをはじめ、世界各地の一般道やテストコース、研究施設で鍛え上げられてきたキャデラックATSは、キャデラックの特質である洗練された優雅さと高いパフォーマンスを見事にバランスさせています。それを可能にした主な特徴は以下の通りです。

- およそ50:50の前後重量配分
- キャデラック初の5リンク独立リアサスペンションと軽量な高張力鋼を使用した効率的なストレート・リンク・デザイン
- マルチリンク型ダブルピボット・マクファーソンストラット・フロント・サスペンションとダイレクトマウント・スタビライザー
- 任意に設定できるマグネティック・ライド・コントロール付FE3スポーツサスペンション
- アンダーフロア空力シールド
- ZF社製プレミアム(ベルト駆動)電動可変アシスト・ステアリング・ギア
- 4チャンネルABS、ブレンボ社製高性能ブレーキ
- AWDの設定

キャデラックのマーケティング担当副社長であるバトラーは、「キャデラックATSは、単に新しいセグメントへの参入というだけでなく、ヨーロッパ勢が独占してきたこの分野の現状を打破することを狙っています。そのため、私たちは、あらゆる妥協を排して開発に取り組んできました」と述べています。

北米向けの2種類の4気筒エンジンとV6エンジンを含むエンジン・ラインナップは、キャデラックATSの強力な心臓であり、その軽量ボディ構造を活かして高効率とパフォーマンスを両立させています。新型モデルの2.0L 4気筒ターボエンジンは、270PSを発生、既に、定評のある3.6L V6エンジンは、318PSの最高出力を発生します。

リッター当たり135PSを発揮する2.0Lターボエンジンは、ヨーロッパの競合車を凌ぐ業界で最も出力効率の高いレベルのパワーユニットです。キャデラックATSは、マニュアルとオートマチックトランスミッションズの両方が用意され、また、後輪駆動に加え、全輪駆動モデルもラインナップされます。

キャデラックATSのハイウェイモード燃費は、30mpg(12.7km/L)以上になる予定です。

■“軽さ”のバランス
キャデラックATSを同セグメントの中で、最軽量の車に仕上げることは開発の基本原則に据えられていましたが、その作業は洗練された走行性能を確保するために慎重に行われました。

キャデラックATSのチーフ・エンジニアであるデイビッド・マーシュは、「軽量であることはキャデラックATSに機敏でコントロールし易い特性を与え、また、パワートレーンの性能と効率のバランスにおいても大いに寄与します。しかしながら、我々は、上質さというキャデラックの特長を損なわないように考慮しました」と述べています。

キャデラックATSの質量を最適化するのは何かを優先させ、別の何かを諦めるという方法では実現できませんでした。車両のあらゆる部分について、最初の目標に徹底的にこだわり、さらに、より軽量で効果的な手法を常に追求し続けてきました。アルミニウムのエンジンフードやマグネシウムのエンジンマウントブラケット、そして、天然繊維のドアトリム・パネルなどは、グラム単位で取り組んできた緻密な開発作業の成果です。最も、ある部分の重量は反対に効果的であり、走行性能には必要不可欠と考えられました。その一例が鋳鉄製のディファレンシャルです。エンジニアがより軽量のアルミ製の物よりも、燃費向上に効果的であることを確認したからです。

リアサスペンションもほとんどスチール製ですが、これは他の素材を使用しなくともストレートリンク形式が重量抑制に効果的であることと、重量の最適配置を考慮した結果です。これによってキャデラックATSは、およそ50:50の理想的な前後重量配分も達成した上に、ノイズと振動を効果的に抑制することもできました。アルミホイールについても同様です。振動を低減するために構造を強化するアルミ材が意図的に加えられているのです。

キャデラックATSのチーフ・エンジニアであるマーシュは 「キャデラックATSの重量は、グラム単位で確認されています。できるだけ小さくしながら、それを本当に必要な部分に配置してきたのです」と述べています。

■キャデラック独自の斬新なデザインと洗練度
新しいキャデラックATSは、キャデラックの「アート&サイエンス」コンセプト思想を新たなプロポーションに表現したものです。最もコンパクトなキャデラックでありながら、特徴的なスタイルと洗練度はもちろん、細部へのこだわりと先進技術といったキャデラック・ブランドの特長を余すところなく備えています。

2,775mmのロングホイールベースとワイドトレッドは、安定感のあるキャデラックATSのプロポーションの基礎であり、短いオーバーハングと引き締まったボディパネルがそれを強調しています。ホイールは、17インチが標準で18インチサイズも用意されます。

LEDを使用した大胆な縦型ライトユニットとドアハンドルのイルミネーション、そして、アクティブ・グリルシャッターは機能性に加えて先進的なスタイルを表現しています。グリルシャッターは高速になると自動的に閉じ、空気抵抗を減らして燃費を向上させます。

ドライバーを中心に考えられたインテリアには、最新技術と入念に仕上げられた素材とが融合しています。ペダルの配置からシフターの位置に至るまですべてが、正確な情報認識と快適な操作のために設計されています。オプションのパフォーマンスシートはサイドサポート部分が調整可能で、大きな横Gがかかるコーナリング時も体をしっかりと支えてくれます。

インストルメント・パネルはドアに回り込み、センター・スタックは、センターコンソールに流れるように続いています。LED照明が付く大きなメータークラスターはどのような条件下でも一目で分かるように考慮され、また、アンビエントライトは、コンソールや足下を浮かび上がらせて室内を演出しています。

本物の木材や金属メッキ、およびカーボンファイバー・トリムとシート細部への配慮は、キャデラックならではの特長であり、また、赤いコントラストステッチはラグジュアリーな演出をしています。

■キャデラックCUEと先進技術
キャデラックATSの特長の一つが情報やエンタテイメントを操作する「CUE」と呼ばれる統合的なコントロール・ロジックです。それはデジタルデバイスに馴染みのないユーザーからヘビーユーザー」まで、あらゆるドライバーに適応するように設計されています。

CUEは、キャディラック・ユーザー・エクスペリエンスの略称で、最大10回線のブルートゥース・モバイルデバイスやUSB、SDカード、MP3プレーヤーからのデータを、最小限のスイッチ、大きな

アイコン、音声認識によって簡単にコントロールするシステムです。例えば、ほとんどの現代のラグジュアリーカーは、ラジオやエンタテインメントシステムを操作するのに20前後のボタンを持っていますが、CUEの場合はわずか4個にすぎません。

CUEの要は、8インチの液晶タッチスクリーンです。これは中央のインストルメント・パネルと一体化され、フェイスプレートの奥には1.8L容量の物入れが隠されています。明るいスクリーンは、スマートフォンと同様にCUEのメニュー画面を映し出し、大きなアイコンをタッチすることで容易に操作できます。

キャデラックATSにはCUEに加えて以下の機能が備わります。
- 音声認識付きブルートゥース電話接続
- USB&SDカード・ポート
- シリウスXMサテライトラジオ(3ヵ月無料契約)
- キーレス・アクセス&キーレス・プッシュボタン・スタート
- 5.7インチ・メーターディスプレイ
- フルカラー・ヘッドアップディスプレイ

キャデラックATSは、スタンダードモデルに加え、ラグジュアリー、パフォーマンス、およびプレミアム・コレクションが設定されます。ボーズ・キャビンサラウンド・オーディオシステムは、スタンダードモデルとラグジュアリー、パフォーマンス・コレクションにオプション、プレミアム・コレクションには標準装備されます。ナビゲーションシステムもプレミアム・コレクションに標準、他のモデルはオプションとなります。

■コントロール&アラート・セーフティ・ストラテジー
キャデラックのコントロール&アラート・セーフティ・ストラテジーに基づき、キャデラックATSもレーダーやカメラ、超音波センサーなどの先進技術を利用した衝突防止システムを備えています。これは路上の危険に対するドライバー認知をサポートし、事故を防ぐために働くものです。ある条件の下において、キャデラックの先進的衝突回避システムのいくつかは、例えば、自動ブレーキシステムのように単独でも作動します。

その中でも高度なものは前方および後方の自動ブレーキシステムです。ショートレンジ・レーダーと超音波センサーを使用するこの機構は、低速での衝突の危険を感知するとまず警報を発し、必要な場合にはブレーキをかけてくれるというものです。

他にも以下の安全デバイスが用意されています。
- 全速度域アダプティブ・クルーズコントロール
- インテリジェント・ブレーキアシスト
- 前方衝突警報システム
- プレフィリング・ブレーキ
- レーン・デパ―チャー・ウォーニング
- サイドブラインドゾーン・アラート
- リアビューカメラ
- アダプティブ・フォワード・ライティング
- ヒルホールド&スタート・アシスト(MTモデル)

このような先進的安全装備以外にもキャデラックATSの装備リストには、8個のエアバッグ(オプションでは10個)、シートベルト・プリテンショナー&フォースリミッター、スタビリトラック(スタビリティコントロール)、4チャンネルABSが含まれます。

また、キャデラックATSは、一年間のオンスター契約が備わります。オンスターは、GPSと電話回線を利用して、万一のアクシデントの際に自動的に救助を要請するシステムです。オンスター・サービスには、スマートフォン経由で車両情報やオンスター・サービス情報を入手できるマイ・キャディラックとオンスター・マイリンク・モバイルアプリが含まれています。

キャデラックATSに関する英文発表資料(プレス・リリース、写真、VTR)は、下記のアドレスにアクセス頂くと、ご覧になれます。
http://media.gm.com/content/media/us/en/gm/news.detail.html/content/Pages/news/us/en/2012/Jan/2012_naias/cadillac/0108_ats_overview

■キャデラックとは
キャデラックは、テールフィンやVシェイプに代表されるキャデラックを象徴するデザインや優れたハンドリング、先進技術の追求という伝統を継承しつつ、「アート&サイエンス」をコンセプトに、より洗練された美しさと技術力に裏付けられた「レッド・ブラデッド・ラグジュアリー(=情熱的なラグジュアリー)」ブランドの地位を確立し、他にはない独自の輝きを持ったラグジュアリーカーです。また、キャデラックは、現在最も成長著しい主要ラグジュアリーカー・ブランドの一つで、キャデラックの2010年の年間販売台数は35%増でシェア増加率首位を獲得しています。

なお、キャデラックについての詳しい情報は、http://www.cadillac.co.jp/ をご覧ください。