Press Release プレスリリース

2012.11.01

GM、2012年度第3四半期の純利益は15億ドル

GM、2012年度第3四半期の純利益は15億ドル

調整後EBITは、23億ドル


本プレス・リリースは、10月31日に米国で発表された英語版プレス・リリース(http://media.gm.com/media/us/en/gm/news.detail.html/content/Pages/news/emergency_news/1031_q3_earnings.html )の抄訳版です。詳しくは、英文プレス・リリースをご覧ください。

(2012年10月31日、米国・デトロイト発)
ゼネラルモーターズ(GM)は、2012年度第3四半期(2012年7月1日から9月30日)の業績を発表しました。純利益は15億ドル、また、希薄化後1株当たり利益は0.89ドルでした。これらの金額には特別項目による影響が含まれ、これにより純利益は1億ドル、希薄化後1株当たり利益は0.04ドル引き下げられました。前年同期の純利益は17億ドル、希薄化後1株当たり利益は1.03ドルでした。

2012年度第3四半期の売上高は、376億ドルで、これに対し前年同期は367億ドルでした。調整後EBIT(Earnings before interest and tax adjusted:利払税引前利益)は、23億ドルで、これに対し前年同期は22億ドルでした。

GMの会長兼CEOのダン・アカーソンは、「今四半期は、新しく発売した車種がお客様から好評を博し、また、複雑さの軽減、年金、欧州など困難な課題に対する新たな取り組みの効果が出始めたことにより、堅調な業績を達成することができました。シボレー オニキス、オペル モッカ、およびキャデラックATSをはじめとする売上が拡大している商品については、積極的な姿勢を維持し、また、ビジネス・リスクに対する体系立った対応を継続します」と述べています。

シニア・バイス・プレジデント兼CFOのダン・アマンは、「特に、欧州において成すべきことがまだ数多く残っていますが、業務全般に導入している規律が業績に反映され始めたことに勇気づけられています」と述べました。


■GM概要(単位:億ドル、1株当たりの項目は除く)
                       Q3 2012 Q3 2011
売上高                 $376    $367
純利益                 $15   $17
希薄化後1株当たり利益          $0.89   $1.03
希薄化後1株当たり利益における特別項目の影響 $0.04   -

調整後EBIT         $23     $22

営業活動におけるオートモーティブ・ネット・キャッシュ・フロー $31 $18
オートモーティブ・フリー・キャッシュ・フロー $12 $3


■セグメント別の業績

- GM北米(GMNA)の2012年度第3四半期の調整後EBITは、18億ドルで、これに対し前年同期は22億ドルを計上

- GMヨーロッパ(GME)の2012年度第3四半期の調整後EBITは、5億ドルの損失で、これに対し前年同期は3億ドルの損失を計上

- GMインターナショナル・オペレーションズ(GMIO)の2012年度第3四半期の調整後EBITは、7億ドルで、これに対し前年同期は4億ドルを計上

- GM南米(GMSA)の2012年度第3四半期の調整後EBITは、1億ドルで、前年同期はほぼ損益なし

- GMフィナンシャルの2012年度第3四半期の税引前利益は、2億ドルで、前年同期比で微増


■キャッシュ・フローと流動性

2012年第3四半期の営業活動におけるオートモーティブ・キャッシュ・フローは、31億ドルで、前年同期から13億ドル増加し、オートモーティブ・フリー・キャッシュ・フローは、12億ドルで、前年同期から9億ドル増加しました。GMは、375億ドルの非常に強いオートモーティブ関連の流動資産をもって第3四半期を終了しました。オートモーティブ・キャッシュと取引可能証券は、316億ドルでした。


■年金関連リスク軽減のための取引

2012年第3四半期には、年金受給資格を持つ米国の固定給退職者のうち約30%が継続的年金給付に代えて一括払いを受け取ることに合意しました。また、11月早々には以前に発表済みのThe Prudential Insurance Company of Americaとの契約締結を予定しており、プルデンシャル社は、この契約に基づき、残りの受給資格を持つ固定給退職者への年金支払い義務を引き受けることになります。

アニュイティー(日本では「年金」を意とすることがありますが、米国では「資産運用商品」)化と一括払いを通じ、GMが支払義務を負う米国の固定給退職者年金の総額は、約290億ドル削減されると予想され、これに対し当初の予想額は260億ドルでした。

これらの取引に関連し、GMは、米国固定給退職者年金制度に約26億ドルを拠出します。また、第4四半期には特別項目として約29億ドルの税引前費用を計上する予定です。当初の予想では拠出額は35億ドル〜45億ドル、費用計上は25億ドル〜35億ドルの範囲でした。


■2012年第4半期の見通し

GMは、第4四半期の調整後EBITが一般的な季節変動パターンに従い、前年同期と同水準かまたはやや改善されると予想しています。

GMはまた、好調な景況が継続することを前提とし、2012年第4四半期には米国とカナダでの繰延税資産に対する評価引当金のうち、かなりの部分を戻し入れることが可能であると示唆しました。

2012年9月30日現在、GMの米国とカナダでの繰延税資産に対する評価引当金はそれぞれ356億ドルと32億(米)ドルでした。また評価引当金の戻し入れには営業権減損の可能性が伴います。


■欧州での見通し

GMは、現時点において、GMヨーロッパ(GME)の2012年度の調整後EBITが第4四半期の事業再編活動の水準により15億ドルから18億ドルの損失になると予想しています。また、2013年度のGMEの通年の調整後EBITは、2012年度からやや改善することを目標としています。GMEは、2015年前後までに損益なしの調整後EBITの達成を目指しています。